こんにちは!B-spoの岡本です。
中学生や高校生は夏の大会が近づいてきていますね!
大会を前にして、野球選手からの「野球肩」のお悩み相談が増えています。
野球肩は一般的には肩の使い過ぎで症状が出ていると言われるケガの一つです。
オーバーワークや投球フォームが悪いことが原因として存在し、治療法としては休むことや安静にすること、インナーマッスルの強化とされています。
実際、痛みがあり1ヶ月以上投げていませんという選手も多く来院されています。
肩を休めるしか無いと捉えられがちな野球肩ですが、実は身体の使い方を練習して整えることができれば積極的に克服できる症状でもあるんです。
実際B-Spoに来てもらっている選手には痛めてしまっている部位の治療に加えて、身体の使い方を改善するための方法も一緒に取り組んでもらうことで想定よりも早く投球を再開してもらえています。
今日のブログでは野球型でお悩みの選手に実際どんなアプローチをしているのかをご紹介します!
野球肩の治療でアプローチポイントとなることが多いのが、「左右の股関節」です。
・軸足側の股関節はタメをつくることにつながる動きが出来ているか
・踏み込み側の股関節には重心移動の力をボールに伝達するための動きができているか
この二つの要素が野球肩を発生させないためにとても大切なポイントになるんです。
B-spoではこの2つのポイントを押さえるために、特に股関節が外に開きやすくするための調整を入念に行っています。
その上で実際の投球時に求められる動きを段階を分けて習得していくことで、肩への負担が少ない体の使い方を身につけていきます。
これらのアプローチに加えて、セルフケアの方法も必ずお伝えしているのですが、
股関節に課題を抱える選手に必ず取り組んでもらいたいのが”腹ばい”のエクササイズです。
腹ばいは身体全体を連動させて行う運動ですが特に股関節の動きに大きな影響を与えるお尻の筋肉を働きやすくする効果が期待できます。
慣れない動きで初めは難しいかもしれませんが、改善にも予防にも活かせるエクササイズなのでぜひ覚えて取り組むようにしてみてくださいね!
とにかく痛みの問題は早期対応が改善の鍵となります。
少しでも気になる肩や肘の症状がありましたらすぐにご相談くださいね!
ご来院、お問い合わせお待ちしております!