こんにちは、B-Spoの佐藤です。
今回は、最近特にご相談の多い「めまい」についてお話しします。
朝起き上がるときや、急に首を振ったとき、あるいは車に乗っているときに、目の前がグラグラと揺れるような感覚を経験したことはありませんか?もし思い当たる場合は、それは「めまい」かもしれません。めまいが起きたときには、横になったり目を閉じたりすることで落ち着くことも多いですが、これはあくまで一時的な応急処置です。この対処だけに頼ってしまうと、根本的な解決にはつながらず、めまいと長く付き合うことになる可能性もあります。そのため、めまいの根本原因を探り、改善していくことが大切です。
めまいの大きな原因の一つとして考えられるのが、「3つの感覚機能の低下」です。私たちの体は、バランスを保つ際に「視覚」「平衡感覚」「深部感覚」という3つの機能を使っています。このうちのどれか、あるいは複数が低下してしまうと、めまいが起こりやすくなります。
まず1つ目の視覚は、目から入る情報を処理し、体の位置や動きを把握する役割を持っています。例えば「視野が狭くなった気がする」「目が疲れやすい」といった場合は、視覚機能が低下している可能性があります。
次に平衡感覚ですが、これは頭の傾きや体の動きを感知するバランス機能のことです。この機能が低下すると、「乗り物酔いをしやすい」「スマートフォンの画面を見ていると酔う」といった症状が見られます。
そして3つ目の深部感覚は、筋肉や関節にあるセンサーが体の位置や動きを感じ取る感覚です。これがうまく働かないと、「何もない場所でつまずく」「ちょっとした段差に気づかず転んでしまう」といったケースにつながります。
これらの感覚のどこかに問題があると、脳が体のバランス情報を正確に受け取れず、結果としてめまいが生じやすくなります。もしこうした症状に心当たりがある場合は、体の機能を取り戻すための治療やリハビリが必要です。
B-Spoでは、めまいでお悩みの方に対して、根本的な機能改善を目指したアプローチを行っています。たとえば、足元から上半身にかけての働きかけによって深部感覚を活性化させるために、マッサージや鍼による刺激で体の土台を整えます。また、視覚トレーニングを通して目の動きを改善し、左右のバランスを整えることで、脳に正しい情報を送りやすくします。
低下してしまった感覚機能を改善するためには、やはりトレーニングが最も効果的です。日常生活の中でも、目や足を正しく使い、脳に誤った情報を伝えないように意識することが大切です。
もし、めまいでお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度B-Spoにご相談ください。体の機能を整え、快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。