「走ると踵が痛い」の考え方

「走ると踵が痛い」の考え方

こんにちは!、平田麦です。

東京マラソンが今週末となりましたね! 今日はB-spoでの、ランナーさんの踵(かかと)の痛みについての考え方をご紹介します。

「走るとかかとが痛いんです…」 このお悩み、本当に多くの方から寄せられます。 あなたも一度は経験したことがあるかもしれませんね。

かかとが痛い時、多くの人がまず考えるのは、インソールを入れてクッション性を高めることかもしれません。 あるいは、足の裏やふくらはぎをストレッチして、筋肉の緊張を和らげようとする方も多いでしょう。

「インソールを試したけど、気休めにしかならない…」

「ストレッチしても、走るとまた痛くなる…」

そんな経験はありませんか?

かかとの痛みの代表的な症状として「足底筋膜炎」が知られていますが、実は原因は踵や足の裏だけではありません。

インソールやストレッチで改善しない場合、痛みの根本原因は、かかとや足裏「以外」の場所にある可能性が非常に高いのです。

かかとの痛みを考える上で、絶対に押さえておかなければならない大前提があります。

それは、「着地した時の衝撃を、体全体でうまく分散できていない」ということです。

「痛くない時」は、着地の衝撃を体全体でうまいこと吸収・分散できています。

逆に言えば、「痛い時」というのは、今のあなたの体の使い方や走り方が、着地の瞬間に全体重がドスンと乗っかる衝撃をうまく受け流せていない状態なのです。

衝撃が、かかとという一点に集中してしまっている。 これが、痛みの正体です。

ですから、インソールやマッサージはあくまで対症療法に過ぎません。

根本的な原因である「衝撃を分散できていない」という体の使い方そのものを見直さない限り、痛みは再発を繰り返してしまうのです。

では、着地の衝撃は体のどの部分で吸収・分散されるのでしょうか?

実際には全身のすべてのパーツが関与していますが、大きなくくりで3つのパーツが機能しています。

【足の裏(アーチ構造)】

最初の衝撃吸収装置です。アーチがバネのように機能し、衝撃をフワッと吸収してくれます。

【股関節】

足が着いた瞬間、股関節がしなやかに「曲がる」「ひねる」動きが入ることで、衝撃を巧みにいなします。

【背中】

意外と見落とされがちなのが「背中」です。 質の高い走りは、単なる前後の動きだけでなく、「横方向の動き(側屈)」と「ねじりの動き(回旋)」が組み合わさっています。 背中がしなやかに動くことで、骨盤や股関節が連動し、効率よく衝撃を分散させます。

痛みや不具合がある時は、どうしてもその箇所に囚われてしまいがちです。

もちろんその視点も大切ですが、全身の問題も必ず発生していることを忘れないでくださいね。

「原因は分かったけど、自分の動きがどうなっているのか分からない…」

「セルフケアを試したけど、なかなか改善しない…」

もし今そうした悩みを抱えているのであれば、ぜひ一度ご相談くださいね!
ご連絡お待ちしております!!