B-spoの脳梗塞リハ治療① WHOが認める鍼灸治療
鍼灸治療は脳卒中後遺症への有効性をWHO(世界保健機関)が認めている治療法です。『脳卒中ガイドライン2021(日本脳卒中学会)』でも脳卒中のリハビリとして推奨度A(最高位)とされています。
体に加わる刺激は一般的には皮膚の上からの刺激のみですが、鍼治療では直接体内のセンサーを刺激することが可能です。体には無数のセンサーが存在しますが、常に全てのセンサーが働いているわけではありません。
日常で体に加わることのない刺激を与えることでさまざまなセンサーが活性化され、失われた感覚をカバー、再学習させることが鍼灸治療には期待されています。また、鍼灸治療は首や腰などの痛みや疲労の回復、消化器系の調子を整える効果なども期待できます。
脳梗塞後のリハビリは非常にハードで心身の調子を常に整えておくことが重要です。目標に向かってリハビリを計画的にすすめていくためのメンテナンスとしても鍼灸治療を実施していきます。