脳梗塞リハビリ9つのアプローチ方法について(5/10回)

脳梗塞リハビリ9つのアプローチ方法について(5/10回)

B-spoの脳梗塞リハ治療④ 神経生理学に基づいた動きを再学習するための運動療法

B-spoの脳梗塞リハ治療ではPNF(神経筋固有受容器促通法)の理論に基づいた運動療法を行います。体には無数のセンサーが存在し、そのセンサーがキャッチした情報を神経に、神経が脳に…と、バトンパスのように伝えていく仕組みが張り巡らされています。

通常この仕組みは凄まじい連携で結ばれているのでありとあらゆることをスムーズに行うことができるのですが、脳梗塞後はこの連携が破綻してしまっている状態で今まで簡単にできていたことがうまくできなくなってしまいます。

PNFはこの破綻してしまった連携を再びつなぎ合わせるための手法をまとめた理論と言えます。この理論に基づいた運動療法をB-spoでは失われた動きを再構築するためのリハビリで実施していきます。