脳梗塞リハビリ9つのアプローチ方法について(6/10回)

脳梗塞リハビリ9つのアプローチ方法について(6/10回)

B-spoの脳梗塞リハ治療⑤最深部の筋肉を呼び醒すハイボルテージ療法 

ハイボルテージ療法は高電圧電流を用いた電気治療です。高電圧電流を用いることで電気治療特有の皮膚のピリピリとした痛みを抑えながら深い位置の筋肉や神経まで電流を到達させることができます。

従来の電気治療は浅い部分の限られた筋肉や神経にしか刺激が届かないので痛みや動きを改善することのできる範囲も限られてものでしたが、ハイボルテージ療法ならより広く深い範囲の筋肉や神経を活性化させることが可能となります。

また、電気刺激による無意識の筋肉の収縮に合わせてリハビリを行うことで、自分でコントロールして動かせる範囲を広げる効果も期待できます。専用のハイボルテージ治療機器は非常にコンパクトなため、リハビリ時間を確保しやすいこともこのアプローチの魅力の1つです。